松井大輔准教授

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略歴

1984年函館市生まれ、博士(工学)(2013年, 東京大学)
・新潟大学工学部建設学科卒業(2007), 同大学院自然科学研究科 博士前期課程修了(2009)
(岡崎篤行研究室・都市計画)
・東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 博士課程修了(2013)
(西村幸夫・北沢猛・窪田亜矢研究室・都市デザイン)
・立命館大学理工学部都市システム工学科 産学連携PD(2013)
・同大学総合科学技術研究機構 専門研究員(2014)
・新潟大学工学部建設学科 助教(2014)
を経て2020年2月より, 新潟大学工学部工学科建築学プログラム 准教授

主な研究課題

・都市保全、景観保全に関する計画技術
・住民参加、行政関与の手法論
・伝統的市街地の空間的特徴
・その他、景観保全・都市デザインに関する研究

主な所属学会・団体

・日本建築学会

・日本都市計画学会

・全国町並み保存連盟

・日本ナショナルトラスト

・新潟まち遺産の会

・風待ちの会(佐渡市小木)

・The National Trust for Historic Preservation

主な委員等

・公益財団法人日本ナショナルトラスト 地域遺産支援プログラム検討会(2010/4-)

・飛騨市 まちづくり協議会景観専門部会 アドバイザー(2013/7-)

・南砺市 城端生き活きプロジェクト アドバイザー(2013/12-)

主な著書

・日本建築学会編(2021)『生きた景観マネジメント』松井大輔・大影佳史「生きた景観を支える伝統文化」阿久井康平・松井大輔「変化する空間に景観資源を見出す」pp.52-79、鹿島出版会
・西村幸夫・野澤康(2017)『まちを読み解く-景観・歴史・地域づくり-』窪田亜矢・中島伸・松井大輔「神楽坂-まち並みに再生される「花街建築」のパーツ」pp.42-47、朝倉書店
・苅谷勇雅・西村幸夫編著(2016)『歴史文化遺産 日本の町並み[下巻]』松井大輔「上越市高田」「京都市先斗町」「新潟市古町花街」「柏崎市荻ノ島」p.130,147,158,227、山川出版社
・苅谷勇雅・西村幸夫編著(2016)『歴史文化遺産 日本の町並み[上巻]』松井大輔「南砺市城端」「出雲崎町出雲崎」「佐渡市赤泊」p.100,201,303、山川出版社
・NPO法人粋なまちづくり倶楽部編(2013)『粋なまち神楽坂の遺伝子』松井大輔「花街という遺伝子の具体像と発展的継承」pp.130-147, 東洋書店
・神楽坂キーワード第2集制作委員会編(2010)『神楽坂キーワード第2集 粋なまちづくり-過去・現在・未来-』東京大学都市デザイン研究室「第6章 外から見た神楽坂」pp.165-183

主な論文(査読有りのみ、主なものを抜粋)

 ・阿部由香里・松井大輔・高橋彰(2020)「京都市における建築基準法第3条第1項第3号規定の条例制定経緯と普及啓発活動」日本建築学会計画系論文集No.769、pp.615-623
・宮下拓也・松井大輔(2019)「パチンコ店の立地を規制する地区計画・特別用途地区の実態及び策定経緯-自主条例との関係性に着目して-」第54回日本都市計画学会学術研究論文集、pp.960-966
・佐藤宏樹・松井大輔(2019)「歴史まちづくりにおける地域遺産調査の活用に関する研究-日本ナショナルトラストによる観光資源保護調査を対象として-」第54回日本都市計画学会学術研究論文集、pp.953-959
・鈴木健斗・松井大輔(2019)「富山県旧砺波郡における登り梁・袖壁付き町家の分布状況及び外観特性」日本建築学会技術報告集No.60、pp.893-897
・畠山結・松井大輔・沢畑敏洋(2018)「京都市先斗町における多主体連携による保全型まちづくりの展開-組織を構成する個人間の関係構築に着目して-」第53回日本都市計画学会学術研究論文集、pp.1247-1252
・伊藤涼祐・松井大輔(2018)「幕末・明治初期に開港した地方都市における港湾開発と土地利用計画の相互展開-1945-1980 年の函館市・新潟市を中心として-」第53回日本都市計画学会学術研究論文集、pp.259-266
・牧あけり・沢畑敏洋・伊藤涼祐・松井大輔(2018)「大正期以降の宇奈月温泉における黒部川沿岸地区の景観形成過程」日本建築学会技術報告集No.58、pp.1217-1220
・沢畑敏洋・松井大輔(2017)「パチンコ店の立地規制に関する条例の策定状況と規制内容-京阪神都市圏の自治体を中心として-」第52回日本都市計画学会学術研究論文集、pp.1199-1205
・木原佑希子・松井大輔(2017)「南砺市城端における絹産業遺産の分布及び絹織物工場の外観形態」日本建築学会技術報告集No.54、pp.683-686
・松井大輔・岡井有佳(2014)「阪神間における条例に基づくパチンコ店の立地規制の実態-芦屋市の事例を中心に-」第49回日本都市計画学会学術研究論文集、pp.501-506
・松井大輔, 岡井有佳(2014)「先斗町花街における茶屋の減少に伴う火災危険性の変化」歴史都市防災論文集Vol.8, pp.211-216, 立命館大学歴史都市防災研究所
・松井大輔, 窪田亜矢, 西村幸夫(2012)「登録有形文化財の申請過程における官民協働の利点と課題-新宿区神楽坂における実践を通して-」第47回日本都市計画学会学術研究論文集, pp.613-618
・松井大輔, 窪田亜矢(2012)「神楽坂花街における町並み景観の変容と計画的課題」日本建築学会計画系論文集680号, pp.2407-2414
・松井大輔, 窪田亜矢, 西村幸夫, 鈴木伸治(2011)「所有者同意を必要としない登録制度による近代建築の保存に関する考察-横浜市の登録・認定歴史的建造物制度を事例として-」第46回日本都市計画学会学術研究論文集, pp.217-222
・Ryusuke Saito, Atsuyuki Okazaki, Daisuke Matsui (2011)「Implementing a program to assist the formation of intermediary organizations on historic preservation: The case of the Statewide and Local Partners Program in the U.S.」Journal of International City Planning, pp.109-118
・松井大輔, 岡崎篤行(2009)「自主条例から移行した法定景観計画における制度内容の進展状況と課題-全国における景観計画の運用実態に着目して-」第44回日本都市計画学会学術研究論文集, pp.7-12
・松井大輔, 岡崎篤行(2007)「目標都市像を踏まえた景観形成における合意形成過程に関する研究-函館市における基準遵守建物による高さ問題を事例として-」第42回日本都市計画学会学術研究論文集, pp.79-84

主な調査・計画等

・公益財団法人アーバンハウジング(2014)「京都の都心居住と京町家に関する研究報告書」A4・168p

 

・東京大学都市デザイン研究室(2012)「神楽坂の断片-「らしさ」を紐解く50のデータ-」A4・105p

 

・文部科学省文化庁(2011)「都市部の近代建築に対する保存手法の事例集」東京大学都市デザイン研究室編集、A4・101p

 

・国土交通省観光庁(2010)「地域の観光振興のための地域遺産の管理・活用状況調査等事業」㈶日本ナショナルトラスト編集、A4・149p

 

・国土交通省観光庁(2009)「地域の観光振興のための地域遺産の保全及び活用におけるボランティアのあり方検討事業」㈶日本ナショナルトラスト編集、A4・P124、※編集協力のみ

 

・長岡造形大学木村研究室・新潟大学都市計画研究室(2008)「佐渡市宿根木見直し調査報告書」A4・141p

 

・新潟大学都市計画研究室(2008)「町人文化の残る港町 佐渡市小木町 まちなみ探索地図」A3両面

受賞歴(個人で受賞したものに限る)

日本都市計画学会論文奨励賞(2013年度)
「歴史保全型まちづくりに対する行政関与に関する研究-住民・市民関与との相互関係の変化に着目して-」

 Niigata Univ. Urban_Planning_Laboratory