古町花街年表

西暦(年) 元号 出来事
  江戸中期 数軒前後の遊女屋が集まる「中道」が存在、新潟花街発祥の地とされる
    行形亭 創業
1846 弘化3 鍋茶屋 創業
1872 明治5 政府が太政官布告をもって遊女の解放を命じる
1874 明治7 新潟県が「貸座敷芸妓遊女規制」を制定する
    イタリア軒 創業
1879 明治12 芸妓の貸座敷への同居を禁ずる布達があり、芸妓と娼妓は別居することになる(芸妓置屋の起源)
1880 明治13 新潟区で大火
1888 明治21 古町通四番町より出火、古町通四・五、東堀通四・五、西堀前通五(脱奔小路)の妓楼はすべて類焼
この火事により県は遊郭統合を開始、古町通五・七、西堀前通五・六・七を貸座敷営業許可区域から除外
1890 明治23 住吉町から出火、南毘沙門町に延焼
4月21日 南、北毘沙門町(嶋の遊郭)を免許区域から除外
1893 明治26 8月14日、火事により古町通八・九、西堀前通八・九の妓楼がほとんど焼失
県により明治31年8月以降の同所における稼業は禁止される
1898 明治31 本町14番町の火災により貸座敷が全焼、一部は集団移転し常盤町遊郭が誕生
1908 明治41 新潟市で二回大火がある
1929 昭和4 新潟小唄 発表
1935 昭和10 舟江をどり 開催
1937 昭和12 柾谷小路、東中通の道路拡幅が完成
1955 昭和30 新潟大火
    東堀の埋め立て
1957 昭和32 売春防止法が施行される
1962 昭和37 西堀の埋め立て
1964 昭和39 三業会館 竣工
1970 昭和45 古町五~八番町で土曜、日曜の歩行者天国開始
1987 昭和62 柳都振興株式会社 設立
1988 昭和63 第一回新潟をどり開催( ~現在)
1993 平成5 にいがた冬 食の陣 第一回開催(~現在)
2000 平成12 柳都振興後援会 設立
    鍋茶屋、行形亭が有形文化財に登録
2003 平成15 「市山流」が新潟市無形文化財に指定
2004 平成16 柳都振興株式会社が地域経済総合研究所主催の地域経済賞で「ふるさとスピリット賞」を受賞
    新潟まち遺産の会 設立
2006 平成18 古町周辺地区まちづくり基本計画告示
    坂内小路整備
    東新道カラー舗装整備
    小路案内板整備事業開始
    八番町側西新道整備
2009 平成21 第一回料亭の味と芸妓の舞 開催(~現在)
    第一回柳都新潟・古町花街イベント「【再発見 湊町新潟】古町花街の建築とまちなみ」開催(~現在)
2012 平成24 古町花街の会 設立
    古町花街がなじらね協定区域に指定
    古町花街の会が景観形成推進組織に認定
2013 平成25 古町芸妓育成支援協議会 設立
2014 平成26 坂内小路から広小路間の東新道が石畳整備され、「古町花街」「六軒小路」と彫られた道標を同時に設置
2015 平成27 ふるまち新潟をどりを応援する会 設立
    「古町花街」として新潟市民文化遺産に認定
2017 平成29 六軒小路(東新道-古町通間)の石畳舗装整備完了
2018 平成30 新潟シルバーホテル敷地内に案内板を設置
    柳都カフェ オープン
2019 平成31 古町花街の会の活動がプロジェクト未来遺産に登録
    古町花街100年委員会 設立
    古町花街地区防災会 設立